城下町ブログ

第8回 情報

爽やかな風が吹き抜ける、過ごしやすい季節がやってきた。秋と言えば、読書の秋、スポーツの秋…でもやっぱり食欲の秋!ということで、今回は尼崎の伝統野菜「尼いも」を奉納する「尼芋奉納祭」についての美味しい情(ジョー)報をご紹介する。

江戸時代の後期から、尼崎の海辺で作られていた伝統野菜「尼いも」。京都や大阪でも名が知られたさつまいもだったが、度重なる水害や工場の増加で、今から70年ほど前に絶滅。しかし尼崎の公害患者の方々の「環境再生のシンボルに」との呼びかけで見事2003年に復活を果たし、現在は「尼いもクラブ」の会員が保存栽培している。

<今年の収穫は約30人で3時間かけて行った。大学生のお嬢(ジョー)様も>

毎年10月には、そんな尼いもの収穫を祝う奉納祭が尼崎貴布禰神社で開催される。10時からは神事がスタート。各団体がそれぞれの尼いもを使った商品を、江田宮司に手渡して奉納する。厳かな雰囲気で進行していくが、なかには尼崎生まれの怪獣ガサキングの姿も。


<お行儀良く登場するガサキングに静かな笑いが起こる>

神事が終わった10時30分ごろからは、境内で「尼いも屋台」がはじまる。ここでは、先ほど神事で奉納された商品が販売されていて、その場で尼いもを味わうことができる。今年は新メニューの、武庫川産の白身魚と尼いもの「フィッシュ&チップス」が登場。すだちをぎゅっと絞ってさっぱり食べるのも、マヨネーズをかけてガッツリ食べるのも美味しい。その他にも、大学いものお菓子やカレー、中華おこわなど、甘いおやつからお昼ご飯まで、あっちを見てもこっちを見ても尼いもだらけ。焼き芋も振舞われているので、漂ってくる匂いもお芋。見て香って食べて、五感すべてで尼いもを楽しむことができる。

<目の前で調理をしてくれるので、できたてほやほやを味わうことができる>

尼いもを堪能したら、拝殿に戻って尼芋演芸会を見よう。今年もマリンバ演奏や紙芝居、尼いもトーク、落語など、さまざまな催しが行われる。頭を使ったり大声で笑ったりして小腹が空いても、すぐに境内の尼いも屋台村に戻って尼いもを食べることができる。行ったり来たりしているうちに、気づけばお腹が満たされているだろう。さらに社務所の中にはお茶席も。尼いもを使った和菓子と抹茶を楽しむことができる。

育成調理師専門学校の学生が作った上(ジョー)品なスイーツや、お土産に尼いもごはんの素を買っているうちに、あっという間にイベント終了。売り切れ必至のため、絶対に食べたい商品がある場合は早めに購入することをおすすめする。

そんな尼芋奉納祭は、10月27日(日)10時から。秋の味覚を思う存分楽しみたい人は、貴布禰神社でお会いしたい。しっかり家の錠(ジョー)は下ろして上(ジョー)機嫌な状(ジョー)態でお越しいただきたい。