城下町ブログ

第10回 サンランド武庫川発、尼崎ジョー行?

尼崎市内にあるシェアサイクル「HELLO CYCLING」の各ステーション※から、尼崎のランドマーク・尼崎城を目指して走りつつ、尼崎の魅力とシェアサイクルの活用法を探るという本企画。前回は武庫川駅自転車駐車場ステーションを出発して尼崎城を目指したものの、サンランド武庫川ステーションで時間切れならぬ紙面切れ。今回はその続きです。
※2019年12月25日現在、ゴールとなる尼崎城を含め20か所あります(前月比+1か所)。

アマガスキー(以下「ア」)某ブログで杭瀬のアジトをご紹介いただきましてありがとうございます。」
チャリ奉行(以下「チ」)「いえいえ。『阪神沿線の達人』としては外せないところです。」
「ところで、エレベータマニアって誰ですか?」
「えっ、それも知らずに読んでたんですか。」
「すみません・・・」
「もう、第1日から読み直して、出直してきてください。」
「そんな・・・3400日分も無理ですよ。連載の域を超えています。」
「じゃあ、耳寄り情報を差し上げます。エレベータマニア氏の初出は第2日です。」
「1日しか違わないじゃないですか。」
「それくらい重要な役回りを務めておられる方なんですよ。」

◆尼崎チャリ奉行とは
尼崎市内でシェアサイクル「HELLO CYCLING」を運営する会社の中の人。1時間の昼休みを最大限に生かしてあちこちでランチを食べるため、シェアサイクルも活用するクレイジーな一面も持つ。

 

#1 阪神高速湾岸線高架下にて

「さあ、いよいよ次は魚つり公園ですね。」
「まだあと2km近くありますが・・・」
「この先の「尼っ子リンリン・ロード」は、あとから延長された区間で、ものすごい走りやすいんですよ。」
「尼っ子リンリン・ロード、てっきり尼崎スポーツの森が終点だと思っていました。」
「違います。延長プロジェクトに携わった私が言うのですから、間違いありません。」
「これは失礼いたしました。確かに、路面もきれいだし、すいすい走れますね。」
「間もなく阪神高速湾岸線をくぐります。」
「えっ、これ、湾岸線なんですか。湾岸線と言えば遥か上空を通っている印象があるのに、ここは随分桁高が低いんですね。」
「尼崎市内ではちょっと珍しい景色かもしれません。」
「ジャンプしたら手が届きそうです。」
「届きません。」
「あの、僭越ながら、「尼っ子リンリン・ロード」、とても走りやすいんですが、ひたすら直線で景色の変化もないし、退屈で居眠りしそうです。」
「もうすぐ釣り人エリアに着きますから、頑張ってください。」
「ド平日なのに、釣り人いますかね?」
「ご心配には及びませんよ。」

#2 平左衛門町地先にて

自転車道「尼っ子リンリン・ロード」はほどなく車道と交差して堤防沿いに移り、アマガスキーさんの言うとおり釣り人の姿が見えてきました。
「ところで、ヨリミチスキーはどこに行きました?」
「前回爆誕したのを忘れてました。もう、今回はこれで行きましょう。」
「あっ、ほら、釣り人いてますよ。」
「ほんまですね。」
「せっかくなんで話しかけてみましょう。釣りしてる人って、結構気さくに応じてくれるんですよ・・・どうも、こんにちは。何を釣ってはるんですか?」
釣り人A「サヨリ。あっ!かかった!」
「凄い!ほんまに釣れるんですね。旨そう♪」
「いや、めっちゃええタイミングでしたね。よく考えたら、もともとここは海の真ん中ですもんね。釣れるのも不思議じゃないです。私には釣れる気がしませんが。」
「あっちの人にも聞いてみましょう。どうも。何を狙ってはるんですか?」
釣り人B「いまはアジやね。」
「尼崎って、日頃あんまり意識しないですけど、こんなに豊かな海があるんですよね。」
「尼いもと合わせて、フィッシュアンドチップスを名物にしようと企んでるんですが、どうっすかね?」

#3 尼崎市立魚つり公園にて

「とうとう『尼崎市立魚つり公園』に到着しました!」
「到着しました!って、前にもお聞きしましたが、2018年の台風20号と台風21号で釣り場が損壊して、営業してないんじゃないでしょうか?」
「魚つり公園そのものは営業していないんですが、武庫川一文字に渡船で渡る人がいっぱいいるので、駐車場は満車です。」
「ほんまや・・・。めっちゃにぎわってますやん!」
「でしょ。武庫川一文字は、悪天候時には緊急引上げが必要になるので、これでも船の定員を考慮して渡す人数を制限してるんですよ。」
「そういう注意も抜かりないんですね。」
「武庫川一文字に渡って釣りをする以外にも、魚つり公園前の「海のごはんやさん」は営業してまして、バーベキューや釣り堀を楽しむこともできるんです。どうもこんにちは~」
海のごはんやさんスタッフ(以下「海」)「ああ、どうもこんにちは。でも今日はもう営業終わりやで。」
「そろそろ太刀魚が釣れる季節ですかね~」
「昨日くらいから上がってるみたいやね。」
「太刀魚、食べたいです。この釣り堀の魚も、尼の海で釣ったやつなんですか?」
「いやいや、それは仕入れてきたやつや(笑)」
「いずれにしても、ここは尼崎最南端のランチ処として外せないんで、またお伺いします!」

#4 丸島橋可動橋にて

魚釣り公園でUターンし、またまた走りやすい道を快調にとばし、阪神高速湾岸線をくぐり、サンランド武庫川を通り過ぎたところで今度は右折。しばらくすると左側に建設機械などの講習を行うコベルコ教習所があり、その先で西堀運河を渡るのですが、道がフラットなので意識していないと通り過ぎてしまいます。
「そうそう。あそこに昔の橋を保存してあるんですよね?」
「丸島橋ですね。見に行ってみましょう。」
「実はじっくりちゃんと見たことがなくて。いつもなにかしら急いでるので、気になっていながら通り過ぎてばっかりなんですよ。」
「こちら、『ミレニアム遺産100選』に選定されている丸島橋可動橋です。」
「そうなんですか。説明パネルにそう書いてありますね。」
「間違いありません。100選を選ぶのにも関わっていましたから。」
「ほんま、尼崎市内のいたるところにアマガスキーの暗躍、もとい活躍の跡が残っていますね。感服いたします。それにしても、尼崎市内だけでミレニアム遺産を100も選んだんですか?」
「そうなんですよ。」
「これは・・・なるほど。片開きの跳ね橋を、90°向きを変えて川岸に固定してあるんですね。新しい橋は船が通過できない構造ですが、問題ないんですか?」
「船は尼ロックを通りますからね。」
「尼ロック!あそこの閘門を伝っていっぺん対岸に渡りたいんですが、そんなイベント無理ですかね?」

#5 「尼崎スポーツの森」ステーションにて

丸島橋の東にある信号を右に曲がると、尼崎スポーツの森に到着です。
「やっと尼崎スポーツの森に着きました。」
「足かけ2か月近くかかりましたね。」
「気が付いたらクリスマスですよ。本年も大変お世話になりました。って、リアル取材と記事公開のタイミングのずれをネタにせんとってください。展開に困ります。」
「忘れてましたが、まだこれから尼崎城まで行くんですよね。年が変わっちゃいますよ。」
「いやもう、続きの記事が公開されるのは間違いなく来年なんで。体調不良のアマガスキー2号さんも、もうすっかり回復しているはずですが、次回はお見舞いにいかなければなりません。」
「まあ、ここからはスピードを上げていきましょう。」
「全然話が変わるんですが、「トミカパーキング」ってご存知ですか?」
「なんでしょう?」
「ミニカー「トミカ」の車両をたくさん止められる立体式駐車場のおもちゃを幼少期に持ってまして、その外観が目の前にあるLOGIPORTの物流センターの車路とそっくりで、ドキドキが止まらないんです。おおっ、リアルトミカパーキングや!って。」
「でもこれは大型トレーラーが上り下りできる、かなりサイズ感の違うものですけどね。」
「そう言われてみれば・・・。こうやって眺めていると、距離感と規模感が分からなくなります。」
「ということで、来年もよろしくお願いいたします。あ、その前にトイレを済ませておきますか。」
てなことで、今回も尼崎城にたどり着けず。尼崎は臨海部にも見どころがいろいろありますが、車がないと行きにくいところばかりなので、お越しの際は電動シェアサイクルが便利ですよ~。
(所要時間約41分。第11回に続く。)

【関連リンク】
1.チャリ奉行の愛車(チャリ)はシェアサイクル?!
株式会社阪神ステーションネット|レンタサイクル
2.今回のチャリ奉行登ジョー日記はここから。
サンランド武庫川ステーション
3.今回のチャリ奉行登ジョー日記はここまで。
尼崎スポーツの森ステーション