展覧会「春歌秋冬 らものらくご」を開催します

尼崎市開明庁舎

劇作家、ミュージシャン、放送作家、ラジオパーソナリティ、小説家など、多方面に活躍した中島らもは、1952年、尼崎市に生まれました。
本展では中島らもが精力的に取り組んだ新作落語の自筆原稿と関連資料を、落語の盛んな町、尼崎の変遷とともに紹介します。

開催概要

会期 2025年12月6日(土)~2026年2月1日(日)

   午前10時~午後5時(土・日・祝日は午後6時まで)

   休日 毎週火曜日、12月31日(水)

料金 入場無料

会場 開明rooms(尼崎市開明町2-1-1 尼崎市開明庁舎1階)

主催 一般社団法人あまがさき観光局

協力 中島らも事務所

制作 合同会社eitoeiko

出品作品 自筆原稿を展示

『中島らものぷるぷる・ぴいぷる』
1988 年白水社刊。1995年集英社文庫化。落語、コント、小説をまとめた作品集。落語は桂吉朝のためにらもが初めて書いた新作落語台本『曼荼羅散華』と、コント台本を落語に仕立て直し、松尾貴史に書いた『神も仏もアルマジロ』を収録。

『らも咄』 『牛乳時代』
1991 年角川書店刊。「野性時代」1990 年 6 月号から 1991 年 7 月号に掲載された新作落語に書下ろし作品『おかると・かん平』を加えた『らも咄』と、同 1991 年 8 月号から 1992 年 12 月号に掲載された新作落語をまとめた『らも咄 2』(1993年角川書店刊)。それぞれ 1994 年、1996 年に角川書店より文庫化。文庫化の際に『らも咄 2』は『牛乳時代』に改題されました。

『寝ずの番』
1998 年講談社刊。2001 年講談社文庫化。2005 年マキノ雅彦(津川雅彦)監督により映画化。2006 年角川書店再文庫化。様々な媒体に掲載された短編 9 篇を収録。表題の『寝ずの番』は 3 部構成で、『寝ずの番』が 1996 年、『寝ずの番 II』が 1997 年に「小説現代」(講談社刊)に、『春歌秋冬』(後に『寝ずの番 III』に改題)は同年 12 月に「小説新潮」に初掲載されました。本展では初出時の装画とともに展示します。

【展示内容についてのお問合せ先】

 eitoeiko(エイトエイコ) (03-6873-3830 ei@eitoeiko.com

 

本展のみどころ 
・中島らもの自筆原稿を展示します。春歌秋冬では、初出時の装画もともに展示します。
・落語が盛んな町、尼崎のさまざまな活動を紹介します。
・原稿用紙を前に、作者と一対一で会話しているような雰囲気で楽しんでください。
・「らも」に親しんだ方には懐かしさを、これから知る方には読むキッカケとなることを願います。

展覧会関連トーク 松尾貴史さんを迎えて

 本展に出品する「神も仏もアルマジロ」は、ラジオ用のコント台本をもとに、松尾貴史さんのために落語台本として書かれました。松尾貴史さんをお迎えして、当時のいきさつなどを本展企画者のeitoeiko癸生川栄がお聞きします。

開催日時 2025年12月7日(日)午後2時~午後3時

参加方法 以下サイトから先着80名申込可能。11月16日(日曜日)午前10時受付開始。

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02qmk9rez7t41.html

料金 1,000円

会場 AMA-NEST(尼崎市開明町2-1-1 尼崎市開明庁舎2階)

※尼崎市開明庁舎にはエレベーターやリフト等は備え付けておらず、階段のみとなります。何卒ご了承ください。

関連事業

・尼崎開明庁舎内の尼子騒兵衛漫画ギャラリーでは、同時期に「『らくご長屋』と『落第忍者乱太郎』原画展尼子騒兵衛 ギャグと古典落語」展を開催します。別途ご案内をご参照ください。

・尼崎市立中央図書館(尼崎市北城内27)では、2025年12月27日(土)まで、ミニ展示「桂米朝と尼崎」を開催しています。尼崎における落語関連の資料が展示されています。また、2026年2月1日(日)まで、中島らも関連図書コーナーを設置します。らもの作品が気になったら、図書館で探してみましょう。

※開館スケジュールは図書館に準じます。休館日:月曜日、12月9日(火)~18日(木)、28日(日)~翌年の1月3日

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