尼子騒兵衛ってどんな人?!

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絵を描くことと歴史が好き

 尼崎で生まれた尼子。 幼少の頃より絵を描くことは好き。 一方よく外で遊ぶ活発な子どもで初嶋大神宮の境内の狛犬にまたがって西部劇ごっこ。 中学生の時に初めて漫画を描いた。 風邪で学校を休んでいる時に見たテレビ番組をきっかけに、蒙古襲来で活躍した武将 ・竹崎季長の虜に。 高校生時代は美術部に所属。 高校卒業後は一般企業で働きながら、漫画雑誌に漫画を投稿。 1979 年に 「田舎押領使一家」 でデビューし、 漫画家 ・ 尼子騒兵衛が誕生。 しかしギャグ漫画では 「食べていけない」 と通信制大学の史学科に通い、博物館の学芸員を目指したことも…。

尼子騒兵衛
高三の頃スケッチブックに描いた絵

「落第忍者乱太郎」・「忍たま乱太郎」

 ある漫画家の紹介がきっかけで、 1986 年から朝日小学生新聞で「落第忍者乱太郎」 を連載開始。 OL、 大学生、 漫画家の三足の草鞋を履いていた時期もある。 忍者や室町時代の風俗を徹底して調べ、 それを漫画に取り入れている。 1993 年に NHK でギャグアニメとして 「忍たま乱太郎」 の放送が開始。 一気に子ども達の間で人気になり、 今も続く NHK 最長寿アニメに。 台本は必ず目を通し、時代背景やキャラクターの言葉遣いなどチェックをする。

ポプラ社より出版の絵本『らくだいにんじゃらんたろうシリーズ らくだいにんじゃらんたろう』表紙原画 ©︎ 尼子騒兵衛

脳梗塞からの再スタート

 連載開始から突っ走ってきた尼子。2019 年に脳梗塞を発症したことがきっかけで、 2019 年 12 月末 「落第忍者乱太郎」 の連載が終了。 最終巻となったコミックス 65 巻表紙の装丁は定規を使って描きあげた。 2020 年4月からは月1回の連載で、 乱太郎などのキャラクターが古典文学のおもしろさを文章とイラストで伝えている。

日本有数の忍者道具コレクションで有名ですが・・・実はこんな一面も?!

骨格標本にずっとあこがれていて、2003年に購入したガイコツくん「天地丸」
実は「怪談ナイト」でおなじみ、稲川淳二さんの大ファン。
南米の民族楽器フォルクローレ音楽にハマって、絵を描きながらよく聞いた。
中将のお面。ハンサムで中学生のころから探し求めて2002年に骨董市で手に入れた。

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