尼崎教育旅行ガイド ~教育旅行先をお探しのみなさまへ~

尼崎ならではの「キャリア教育」「地域探究」「SDGs探究」ができるプログラムです!

『あまがさき探究プログラム(あま探)』は、「キャリア教育」「地域探究」「SDGs」の3つのテーマを柱とした教育旅行プログラムです。

当プログラムは、尼崎市内の個性豊かな製造業を中心とした17団体ご協力のもと、ここ尼崎でしか学べない充実したプログラムとなっています。

バリエーション豊かな17プログラム

市内企業の協力のもと、幅広いバリエーションの17プログラムをご用意しています。 キャリア教育を主テーマに、各企業が取り組んでいる社会課題の解決(事業)を現場で体験し、社会のしくみを学び、自分なりに答えを求めていく『探究型教育旅行』です。

「旅マエ~旅ナカ~旅アト」でより深まる探究学習

生徒一人一人が事前に何を学びたいかを考え自ら問いを立て、現地での体験に臨み、旅行を振り返って内容を整理し、自らが立てた問いに対して答えを導く3段階のプログラム構成となっています。

ワンストップ窓口の設置

各種お問合せ、手続きや予約・調整等を包括的に支援するワンストップ窓口を設置します。また、当日の万全なサポート(各プログラムへの斡旋員配置や生徒の誘導など)についても対応(有料)いたします。

“尼崎ならでは”の理由​

尼崎は工業都市として発展してきたまちです。​

産業の中心地大阪から近いこと、広大な土地が沿岸部と川沿いにあったこと、それにより水運が使えたことなどから、

明治期以降多くの企業が尼崎に工場を設置しました。

特に、大正期には化学工業や製鉄・鉄工業、繊維業、機械工業など当時の基幹産業を担う工場が数多く操業を開始し、

工業都市尼崎の基盤が作られました。

その後、戦時下の停滞期を経て戦後高度成長期には、尼崎は阪神工業地帯の中核地として日本の成長に大きく貢献しました。

日本の近代化とその後の成長を支えた一大工業地帯が、ここ尼崎にあったのです。​

1950年代の尼崎の工業地帯

現在の尼崎には、素材や部品など普段目にしないものを作っている工場が数多くあります。

たとえば、海中などの過酷な環境で耐えうる鉄管や、医療現場などで止まってはいけない機械を守る機器、

道路や橋などの巨大な建造物を支える素材など、普段は目に見えないけれど私たちの生活を支えている製品です。

これらの製品の製造には高い技術力が必要であり、世界でも限られた企業でしか作ることができないものも多くあります。

日本の成長を支えてきた尼崎の工場は、現在ではその技術力と品質で国内のみならず世界からも高く評価されているのです。​

巨大な建造物を支える素材(神鋼鋼線工業株式会社)
止まってはいけない機械を守るノンストップ電源(株式会社ニプロン)
過酷な環境で耐えうる鉄管(日本製鉄株式会社)

こうして見てみると、明治以降の150年余りの間に尼崎の製造業がたどった道のりは、

まさに日本の製造業のあゆみそのものであることがわかります。

つまり、尼崎の教育旅行は、一地方都市の製造現場の見学にとどまらず、日本の製造業のあゆみや世界から見た現在の日本の位置づけ、

さらには社会のしくみを現場で学ぶことができるものなのです。​

大正初期の尼崎紡績。近世以降の古い家屋の中にレンガ造りの近代工場が出現。(尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズ所蔵)
意気揚々と煙を上げる高度成長期の工場群。発展の陰で大気汚染など公害問題も起こる。(尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズ所蔵)
現在の尼崎臨海部。公害を乗り越え、美しい海と空が広がる。(尼崎市立歴史博物館あまがさきアーカイブズ所蔵)

このほか、尼崎の海を体験できるものやエネルギーについて考えることができるビルの見学、

博物館の専門職のお仕事を知ることができるプログラムなど、多彩なものをご用意しています。

尼崎の教育旅行プログラムで“日本のものづくり”や“社会のしくみ”を知り、未来のことを考える機会にしてみませんか。​

※プログラム内容は随時変更になる可能性があります。

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