日本の機械生産による国産スパゲッティの歴史は、イタリアからパスタの製造技術を持ち帰った髙橋胖（ゆたか）氏が、髙橋マカロニ製造所を創業し、スパゲッティやマカロニの製造に着手したことから始まります。

この時につけられたブランド名が、ナポリ湾岸にあるヴェスヴィオ火山からネーミングしたと言われる「ボルカノ（volcano）」。

髙橋マカロニ製造所は尼崎市南塚口町(現在のピッコロシアターの場所)で永く事業を営み、現在は日本製麻株式会社ボルカノ食品事業部が「ボルカノ」の名前を引継ぎ、富山県砺波市で製造しています。

この度、尼崎で永く作られれていた国産パスタ発祥の味をお楽しみいただけるよう、あまがさき観光案内所で販売することになりました。

取扱いを開始するのは、一般的なスパゲッティ（1.4㎜〜1.8㎜）よりも太い2.2㎜のスパゲットーニ。生パスタのようなモチモチとした食べごたえのある食感で、どこか懐かしく、ほっとする日本人好みの馴染み深い味をお楽しみいただけます。

ナポリタン、焼きスパゲッティなど楽しみ方はいっぱい!

尼崎のお土産や、尼崎らしい贈り物に、昔懐かしのスパゲッティはいかがでしょうか。