昔ながらの味を守り続ける洋食店

尼崎中央商店街にある、長年愛され続ける洋食店「堂島グリル」にお話を伺いました。
看板メニューはビーフカレー。
皆さんは“昔ながらの洋食屋さんのカレー”と聞いて、どんな味を想像しますか?
どこか懐かしくて、安心できて、また食べたくなる味を想像されたのではないでしょうか。
そんな一皿を、毎日丁寧に仕込み続けているのが堂島グリルのカレーです。
変わらない味を守るという挑戦

看板メニューのビーフカレーは、お肉を圧力鍋でじっくり煮込み
自家製のピクルスを添えたこだわりの一皿です。
スタッフの枝原さんは「カレーは生き物」と語ります。
同じ材料を使っても、その日の火加減や状態で味は微妙に変わります。
だからこそ、毎日の仕込みに真剣に向き合い、味を守り続けているそうです。
堂島グリルAセットも人気の一品。
えびは一つひとつ丁寧に下処理を施し、手間を惜しみません。
派手なアレンジを加えるのではなく、「今ある料理を変えずに、お客さんに美味しいと言ってもらいたい」
その想いが、料理の根底にあるそうです。
物価が上がる中でも、できる限り価格を抑え、品質を落とさない努力を続けているのも印象的でした。
日々の営業の中で積み重ねられる店舗努力が、長年の信頼につながっています。
お店の味をご家庭でも

堂島グリルでは、こだわりのビーフカレーをレトルト商品としても販売しています。
お店で提供している味をそのまま再現し、自宅でも楽しめる一品として展開。
大丸やレストラン、高速道路のサービスエリアなどにも卸しており、より多くの人へ届けています。
店内には昼はサラリーマン、夜や休日にはファミリーや常連の方々が集まり、和気あいあいとした雰囲気が広がっています。
スタッフの方も気さくで、肩肘張らずに通えるあたたかい空間です。
守り続けるという未来

堂島グリルにとって料理とは、「愛情を込めて手をかけること」。
「色々なスパイスを足して挑戦するのではなく、この店の味を守り続けること。それが何よりも大切だ」と語ります。
今後はフランチャイズ展開を視野に入れ、大阪だけでなく兵庫、関西近辺へと広げていきたいそうです。
しかしその軸は変わりません。「変わらない美味しいを届けること」。
流行に流されず、丁寧に、誠実に。
堂島グリルの一皿には、今日も変わらぬ想いが込められています。
是非、愛情と歴史がつまった一皿を、尼崎で味わってみてはいかがでしょうか。
Information
堂島グリル
住所:兵庫県尼崎市神田中通2-27-11
営業時間:11時~22時(L.O.21:30、ドリンクL.O.21:30)
定休日:不定休
TEL:050-5486-2926
アクセス:阪神本線 尼崎駅 徒歩3分
文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。
詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

