寺町四百年の時を感じる寺のテーマパーク!?
元和三年(1617)尼崎城の築城によって城域に散在していた寺院を集めてその一画を寺町とした。
町から距離を置いて寺院の影響力を弱めるとともに、厚く高い塀に囲まれた寺院を配置して城に対する防備の役割を持たせたと考えられる。
現在も3.9haに11か寺が軒を連ね、国指定の重要文化財7件をはじめ県や市指定の文化財も多数。厳かな佇まいは城下町の面影を伝え続けている。
尼崎ボランティア・ガイドの会
2名以上から寺町や城周辺のガイドをしてくれる。
最近は御朱印や刀剣ブームによって若いお客さんも多いそう。
「尼崎は歴史に縁深い場所。工業的なイメージが強いが城下町としての魅力も知ってほしい」。
ガイドお申し込みは、2週間前までに。
[あまがさき観光案内所](阪神尼崎駅北側)
06-6409-4634
受付時間9:00〜17:00(年末年始(12月29日から1月2日)は休み)
たこ焼き 岡
毎朝ダシを炊いて生地をつくるこだわりの一品は紅生姜の代わりにネギを使用。
小学生以下は7個100円から、大人は14個200円からの注文を。
しかし、物価高騰の波には勝てず、最近はイカバージョンで提供しているとか…。
話上手な店主との会話を楽しめば、待ち時間もあっという間。
尼崎市東桜木町16
06-6412-4764
10:00〜18:00(売切御免) 定休日/不定休
近松の里(近松記念館、広済寺、近松公園など)
江戸時代に人形浄瑠璃(文楽)や歌舞伎の世界で活躍した劇作家、近松門左衛門(1653~1724)。
流麗で音楽的な文章の中に現実の醜さや悲しさ、葛藤、不条理が込められた作品は今なお愛され続けている。
ゆかりの品々や墓所がある近松の里はファンなら一度は訪れたい場所だ。
[近松記念館] 尼崎市久々知1-4-38
06-6491-7555
10:00〜16:00 定休日/水・第2日・お盆・年末年始
入館料:大人 200円、学生 150円、子ども 100円
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/manabu/chikamatu/055chikamatsu_sato.html
白髪一雄記念室
天井から吊るしたロープにつかまり、床のキャンバスに足を使って描いた大胆な作品で知られる。
尼崎の呉服屋に生まれ、お店の2階をアトリエとし創作活動を行っていた。尼崎への深い愛着があり多くの作品を寄贈している。
尼崎市昭和通2-7-16(尼崎市総合文化センター4F)
06-6487-0806
10:00〜17:00 定休日/火
観覧料:一般 200円、高校生・大学生 100円、中学生以下 無料
http://www.archaic.or.jp/shiraga/
ジョー下町の暦
- 1月
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十日えびす大祭(尼崎えびす神社)
1月9日~11日の3日間開催される、商売繁盛・家内安全を祈願する祭。1年の福を願う地元の商売人や参拝客で賑わう。 - 2月
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大覚寺身振り狂言(大覚寺節分会)
2月3日の節分に、豆まきに加え「大覚寺身振り狂言」を上演。大覚寺には、平家物語の伝来に関わる書や、琵琶法師ゆかりの弁天堂が残っている。 - 3月
- イベントなし
- 4月
- イベントなし
- 5月
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尼崎薪能(大物川緑地野外能舞台)
能楽「船弁慶」ゆかりの地にある大物川緑地野外能舞台にて、例年5月20日に尼崎薪能を開催。大物川は源義経が静御前に別れをつげて船出をした場所と言われている。 - 6月
- イベントなし
- 7月
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富松薪能(富松神社)
7月26日に市民が主体となって富松神社境内において行われている「富松薪能」。昭和55年から日本の伝統芸能である能楽の普及のために、毎年行われている。 - 8月
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貴布禰だんじりまつり(貴布禰神社)
8月1日と2日に開催。初日は阪神尼崎駅南口からはじまるパレードや貴布禰神社での暴れ太鼓。翌日は「山合わせ」という向かい合った2基のだんじりが差し合う。 - 9月
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築地だんじりまつり(初嶋大神宮)
敬老の日とその前日の2日間開催される。宵宮はだんじりのパレード、本宮は「山合わせ」などが行われ、どちらも迫力満点。威勢のいい掛け声に鐘や太鼓が町中に響く。 - 10月
-
大近松祭(近松記念館・広済寺)
10月下旬の日曜日に行われる。近松翁の命日に因み、広済寺で文楽人形による墓前祭のほか、近松記念館では文楽公演や地元に伝わる近松音頭などを上演。近松の功績を広く顕彰する。 - 11月
- イベントなし
- 12月
- イベントなし