関学生が行く!尼崎の“おいしい”の裏側!vol.8

阪急塚口駅から南へ徒歩4分。尼崎食堂番外編第8弾の今回は、唎酒師の資格を持つ女将が季節に応じたおいしい日本酒とお料理をおすすめしてくれる「お酒と御数のだいにんぐ さんしょう」さん。関西学院大学の栗田ゼミの学生さんが、尼崎の落ち着いた日本酒のお店を紹介してくれました。

阪急塚口駅から徒歩4分『お酒と御数のだいにんぐ さんしょう』は、全国から厳選した日本酒を常に25種類以上用意し、日本酒に合ったお食事を楽しむことができるお店です。

店先にはこだわりの日本酒が並んでいます


最大12人まで個室部屋を利用することができるので、食事だけでなく、接待や宴会にも利用できるほか、お1人でも利用できるようにカウンター席もあります。

座敷も完備されているので宴会にはぴったりです

唎酒師の資格を持つ親子によるおもてなし

『お酒と御数のだいにんぐ さんしょう』は、唎酒師の資格を有する親子が経営。

唎酒師(ききさけし)とは、いわば日本酒のソムリエ。日本酒の販売・提供のプロで、これまで4万人以上が認定されているそう。

唎酒師の資格を持つ女将は、お料理やその日のお客様の気分を聞き、その人に合った日本酒をおすすめしてくれます。そのため、日本酒が苦手な人や、あまり日本酒に詳しくない人でも、ひとりひとりに合った日本酒を楽しむことができますよ。

女性ひとりでも入りやすい雰囲気のため、日本酒デビューにもおすすめのお店です。

さらに、常連客になると、季節や料理、好みや要望を的確に理解し、その日に合った日本酒を提供してくれるんだとか。

皆さんも『お酒と御数のだいにんぐ さんしょう』を訪れた際には、お気に入りの組み合わせを見つけてみてくださいね。

厳選された上質食材

一品料理からコース料理まで、幅広いメニューがありますが、その中でも特におすすめなのが、鶏料理です。

徳島県の阿波尾鶏、九州の霧島地鶏を使用しており炭火焼き用か生食用によって食材を選んでいます。

女将の出身地である徳島県から仕入れた阿波尾鶏は、素材を活かしたシンプルな炭火焼きがおすすめです。

阿波尾鶏の炭火焼き

阿波尾鶏は歯ごたえがしっかりあり、噛めば噛むほど味わいが増してきますよ。お店の人気メニューは手羽中の甘辛唐揚げだそう。

手羽中の甘辛唐揚げ


一方、九州の霧島地鶏は、店内でミンチにし、手ごねしたつくねの唐揚げ餃子として楽しむことができます。鮮度が抜群な為お造りとしても提供されており、こちらも人気メニューになっています。

京野菜や旬の野菜から食材を厳選


鶏以外の食材にもこだわりがあります。料理から季節を感じることができるように、京野菜や旬野菜を使用し、旬な野菜はそのまま炭火焼きにします。
さらに、お店で出される白ご飯は、兵庫県三田市の農家「ぐんちゃん」から直接届くコシヒカリを使用。

「ぐんちゃんの釜炊きごはんセット」を注文すると、1つ1つを釜で炊き上げるので、ふっくらつやつやのご飯をいただくことができます。

落ち着いた和空間で楽しむお酒

和の雰囲気に溢れる店内は、まるで実家に帰ったかのようなほっこりした気分にしてくれます。全国から厳選された美味しい日本酒と、板前手作りの料理と共に、あなたも素敵なひとときを過ごしませんか。

Information

お酒と御数のだいにんぐ さんしょう

住所: 兵庫県尼崎市南塚口町2丁目17-13 1階
営業時間:15:00~22:00
定休日:日月
TEL:06-6428-2505
アクセス:阪急塚口駅から徒歩4分

文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。

詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

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