関学生が行く!尼崎の“おいしい”の裏側!vol.14

阪急武庫之荘駅より徒歩15分。山幹通りに面するあなたをハッと驚かす絶品つけ麺。お店の名前は「つけ麺 青木」。今回は、あまがさき観光局で連載中の「#尼崎食堂」の番外編として、関西学院大学の栗田ゼミの学生さんが、尼崎の新規のつけ麺店「つけ麺青木」店主の青木さんにお話を伺い、尼崎の“おいしい”の裏側に迫ってくれました!

店主青木さんの追求し続ける麺

店主こだわり濃厚豚つけ麺

つけ麺青木さんでは麺は一から製作されます。店主の青木さん曰く、「すべての作業に手間を省かず、丁寧に向き合っている」とのこと。

その言葉が本当かどうかは、実際につけ麺を食べれば瞬時に分かることでしょう。コシやハリはもちろん、麺本来の甘味を感じ取れます。

また、基本的に2種類のつけ麺メニューがありますが、麺に使う小麦はそれぞれ異なっています。定番メニューは「濃厚豚つけ麺」と「牛醤油つけ麺」。

濃厚豚つけ麺では、香凛(かりん)という全粒粉の麺を使うことでコシとしなやかさを生み出し、よりインパクトのある口当たりとなります。

反対に牛醤油つけ麺では粉人(こなんちゅ)という平打麺を使用することで、モチっとした麺本来の味を楽しめてあっさりといただけるように考えられています。

ちなみに、この2種類とは別に、月ごとに変わる限定つけ麺もあります。取材に訪れた12月は、「牡蠣白湯つけ麺」でした!

こだわり抜かれた厳選小麦

店内で製作する麺

つけ麺の楽しみ方に大満足!ニヤケが止まりません…

このような麺を作る段階からのこだわりに加えて、実際にお客さんに食べてもらう時にも細やかなこだわりが垣間見えます。食べる順序や材料についての細かな情報、熱さを重視した石鍋での提供などの全てにこだわりがあります。

つけ麺を食べるためのこだわりの順序

まず、つけ麺が提供されたら、はじめに岩塩を振って麺のみを楽しみます。その後に、石鍋に入っている熱々のつけダレにディップして勢いよく啜る。

これは虜になります。ニヤケが止まりません。たまりません。

その後はレモンや七味、昆布酢で味に変化を加えることで飽きることなく、最後は出汁ご飯の〆で完食。

本当によくできた完食までのベリーハッピープロセスです!

最初から最後までワクワクが止まらないつけ麺でした。はぁ、感動、感動。

店主の尼崎にかける思い

店主の青木さんは尼崎の地で育ち、尼崎の人々を愛しています。そこで、尼崎への恩返しを食を通して返していきたいのだそう。

つけ麺青木店主の青木さん

この店のつけ麺が少しでも多くの尼崎のお客様に共有され、少しでも多くの感動と笑顔を届けたいという思いで日々営業しているとのことです。ご夫婦で営業をしていらっしゃる青木さんたちが提供するラーメンには、やはり抜群の連携感があるように感じました。

店主を支えるパートナーさん(左)と執筆者

こだわり抜いているからこその価格設定

そんなつけ麺青木さんでは、価格が相場より少し高値に設定されています。予算感は1200円程。

妥協がないからこそのコスト

「え、高い!」と感じた皆さん!

実際に食べてみれば、この価格でもなおコスパが良すぎると思うであろうことは、私が断言できます!

私は学生でお金もない身ではありますが、青木さんのつけ麺であれば喜んで払いたくなります。

こだわり抜かれた食材と一杯にかけている手間に関しては、群を抜いているのではないでしょうか。ちなみに、大盛りは無料ですよ!

こだわり抜かれた珠玉の一杯を、ぜひお召し上がりください!

Information

つけ麺 青木

住所 :兵庫県尼崎市南武庫之荘4丁目19-13
営業時間:11:00~14:30 17:30~20:00
定休日:月曜日
TEL:06-7171-4718
アクセス:阪急武庫之荘駅より徒歩15分 JR立花駅より徒歩20分
URL:@tsuke_men_aoki (Instagram)

文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。

詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

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