関学生が行く!尼崎の“おいしい”の裏側!vol.17

JR立花駅より徒歩10分。紫ののれんが印象的な古民家風のお店があります。お店の名前は「和の膳 花のれん」。魚料理がメインの居酒屋さん。今回は、あまがさき観光局で連載中の「#尼崎食堂」の番外編として、関西学院大学の栗田ゼミの学生さんが「和の膳 花のれん」の店主さんにお話を伺い、尼崎の“おいしい”の裏側に迫ってくれました!

手間暇かけた手作りの味

JR立花駅から徒歩10分。

紫ののれんがステキな『和の膳 花のれん』という魚料理居酒屋さんがあります。

のれんをくぐると、笑顔が印象的なご夫婦が出迎えてくれました。

店内には、有名人のたくさんのサインも飾られています。

店の前で。店主と奥様

魚料理居酒屋ということで、お造りと煮つけをまずいただきました。

お造り
煮つけ

「花のれん」さんでは、旬のお魚を使うことにこだわっていらっしゃいます。

お造りは新鮮そのもの。

また、魚の煮つけは、オーダーが通ってから作るというこだわりっぷり。

身はホロホロで、やさしい味付けにほっこりします。

そして、米ナスの田楽もいただきました。

米ナスの田楽

米ナスは私のこぶしくらいの大きさがあり、すごくボリューミー!

田楽のお味噌は、2時間もの時間をかけて練っているそう。

愛情がたっぷりこもった一品でした。

こだわりの日本酒

こんなに素敵な料理をいただくときにピッタリなのが、日本酒です!


お店で提供しているすべての日本酒は、酒屋さんにおススメの日本酒をオーダーして仕入れているため、同じ日本酒が入ることは無いのだそう。

こだわりぬいた銘柄が顔を揃えているので、その時にしか味わえないお酒に出会えるかもしれませんね。

店内のいたるところに日本酒等の瓶が
棚もびっしり埋まっています

尼崎ならではのつながり

「花のれん」の店主さんは、16歳の頃から料理一本の道を歩んでいます。

昔は大阪で修行を積みながら、雇われ店長もしており、フグ専門店の経営をしていた時もあるのだそう。

その後、2014年に地元である尼崎に帰り、ご自身のお店を構えました。


中学生時代に、担任の先生と「将来自分のお店をだす」という約束を交わしていたという店主さん。

ついに念願の自分のお店を持ち、よかったと実感することは「つながり」なんだそう。

地元である尼崎でお店をしているため、学生時代の同級生や後輩が集まってお店で宴会を行ってくれるのだとか。

その宴会を通じて、学生時代には知らなかった地元の人とも仲良くなることができ、尼崎ならではの「つながり」を感じているのです。

また、常連客さんからは「麻婆豆腐作って!」などと無茶ぶりオーダーをよくされるんだとか。

お聞きする話からは、お客さんを大事にしたアットホームな様子が感じられました。

取材のときの様子。
カウンターと、奥にはテーブル席もあります。

Information

和の膳 花のれん

住所 :兵庫県尼崎市大西町1-1-5ハイツ大西1F
営業時間:17:00~24:00
定休日:水、第3火曜日
TEL:06-6421-0300
アクセス:JR立花駅から徒歩10分

文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。

詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

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