ラーメン工房 はっぴ~関学生が行く!尼崎の“おいしい”の裏側!vol.18~

JR塚口駅から徒歩10分。小さな子供からおじいちゃんおばあちゃん、そして、お店の方の笑顔が沢山溢れるお店に出会いました。名前は「ラーメン工房 はっぴ」です。あまがさき観光局で連載中の「#尼崎食堂」の番外編として、関西学院大学の栗田ゼミの学生さんが、尼崎の“おいしい”の裏側に迫っています!

老若男女に愛されるラーメン

心地よい音楽が流れる店内

店内で、小さい子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、たくさんの笑顔が溢れるお店。

それが、今回ご紹介する“ラーメン工房はっぴ”です!

“ラーメン工房はっぴ”では、全て手作りにこだわり、身体を思いやる優しいラーメンを提供しています。

身体にやさしいからこそ、老若男女、世代を超えて食べられている“はっぴ”のラーメン。


メニューは、和だしがきいた極上スープが特徴の「和風ラーメン」に、だし醬油ととんこつ味の「あっさり豚骨」、
背油たっぷりの「こってり豚骨」や、鹿児島の味噌と鹿児島豚の相性がバッチリな「みそ味」など、種類が豊富!
そして、それぞれのスープをベースにしたアレンジメニューもたくさんありました。

「あっさり豚骨」 ラー麺¥900税込

今回取材に伺った私は、創業以来進化し続けてきたという、だし醤油と豚骨味の「あっさり豚骨」のラーメンを頂きました。
こだわりの詰まったスープと、細めでストレートのたまご麺が絡み合い、
とろっとろの自家製チャーシューが口の中でほろほろとほどけます。


この自家製チャーシューは、お正月用としても大人気だそうです!

メニューには、小さいラーメンというものも。
お子様やご年配の方は、1杯を食べきる事が難しいということで、お客さまの声から考えられたそう。

食材へのこだわりとメニューの多様性は、日ごろからお客様と沢山の関わりを持つ中から生まれたものなのだろうなと思いました。

笑顔と愛され続ける秘訣

“ラーメン工房はっぴ”ののれんをくぐると、明るく、元気で、温かい声が聞こえてきます。
そして、定員のお二人がお客様と楽しそうにお話している姿も!

阿吽の呼吸で、料理を提供されているのですが、やはり沢山のお客様が訪れるお店を、お二人で切り盛りするのは大変だそうです。

お店を支えるお二人



それでも、「おいしい!」という言葉や、お客様の笑顔、そして、沢山の方の支えのおかげで、
今も元気に営業ができるという事をおっしゃっていました。

また、添加物を含んでいないこと、食材にこだわり続けていることなど、身体に優しいラーメンを追い求める姿に
私自身とても引き付けられました。

そんな愛されるお店を作っているのは、こだわりつづけているという“信頼”と、店内に響く元気な声に象徴されている、
お二人の人柄の温かさがあってこそなのではないかなと思いました!

お店は生きているもの

取材をさせていただく中で、「お店は生きているもの」という言葉が心に残っています。

この言葉には、沢山の意味が込められていると思いました。

お客さまと話をしていく中で、食べきれないという言葉があれば、小さなラーメンをメニューに取り入れること。

機械のように働くのではなく、お客さまとコミュニケーションをとっている姿。

そして、真剣にラーメンに向き合っている姿。


毎日ラーメンを提供しながら、お客さんのニーズに合わせてラーメンが進化し続けていたり、
ずっと変わらないやさしさ、温かさを感じられつつも、気さくなお二人と毎回違うお話を楽しくできたりすることで、
お客さんは、訪れる度に新しい“ラーメン工房はっぴ”を見つける事が出来ているのではないでしょうか。


店内に掲げられているはっぴの由来

3世代、4世代と世代を超えて愛され、日々お客さんの声に答えてくれる、
そして、体に優しいラーメンと心をほっとさせてくれるお二人に会えるこのお店に、足を運んでみてはいかがですか?

Information

ラーメン工房 はっぴ

住所 :兵庫県尼崎市御園3丁目14-1 ハイツセピヤ1F
営業時間:11:00~14:30、18:00~20:30
定休日:火・水曜日
TEL:06-6491-0932
アクセス:JR塚口駅から徒歩10分、阪神バス尼崎市内線「若王寺」から徒歩1分

文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。

詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

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