メンヤ ニューオルド ~関学生が行く!尼崎の“おいしい”の裏側!vol.20~

関西学院大学の栗田ゼミの学生が行く、「#尼崎食堂」の番外編!今回はJR尼崎駅直結のつけ麺屋さん「メンヤニューオルド」です。女性が1人で入店するのにもためらわないほどおしゃれな店内ですが、どこか懐かしい雰囲気のお店です。笑顔の素敵な店長の愛甲(あいこう)さんにお話を伺いました。

「笑顔」を大切に。初の女性店長!

シックでおしゃれな雰囲気の店内

 今回は約1年前にオープンしたばかりのメンヤ ニューオルドさんにお邪魔し、笑顔あふれる店長の愛甲さんにお話を伺いました。

 愛甲さんは、元々、メンヤ ニューオルドのフランチャイズ系列店「鶏Soba 座銀」でパートタイマーとして勤務していたそう。そののち、愛甲さんは、「鶏Soba 座銀」、「麺’sroom神虎」、「フラン軒」など数々のラーメン屋を経営する株式会社銀の葡萄に正社員として登用され、メンヤニューオルドの店長に抜擢されました。系列店初の女性店長でした。

 オープン当初は不安だったと話す愛甲さん。ニューオルドが系列店初のつけ麺ブランドであること、新型コロナウイルス感染症の影響がある中のオープンであることなど、不安要素がたくさんあったといいます。それでも「お客様も従業員も笑顔で過ごせるお店」を目指して、さまざまな工夫をしたそうです。

 たとえば、こだわりのオープンキッチンは、従業員とお客様とのコミュニケーションを重視して採用しました。そこには、「お客様には、おいしいラーメンで笑顔になっていただくだけでなく従業員とのコミュニケーションでも笑顔になってほしい」、「従業員には、お客様から声をかけていただくことによって楽しく仕事をしてほしい」という願いが込められています。

開放的なオープンキッチン

 「お客様も従業員も笑顔で過ごせるお店」を目指す愛甲さんが一番大事にしていることは、やっぱり「笑顔」。「仕事も生活も楽しく笑顔で」がモットーだそうで、取材をしていてもずっと笑顔で楽しくお話してくださいました。

笑顔が素敵な店長の愛甲さん

 学生時代の夢は保育士。空港のグランドスタッフになりたかったこともあるとか。今の仕事に就くとは「夢にも思っていなかった」と話されていました。

 親しみやすい雰囲気で気さくにお話ししてくださり、私たちもついついたくさんの質問をしてしまいました!

特製 昆布水つけ麺

こだわりの「特製 昆布水つけ麺」

 「おいしいラーメンでお客様を笑顔にしたい」と話す愛甲さん。お店の看板メニュー「特製昆布水つけ麺」にもこだわりが詰まっています。

 メンヤ ニューオルドのつけ麺は「つけ汁につけなくても美味しい麺」がコンセプト。こだわりの麺は、つるっとした細麺で、特製昆布水(昆布を水に漬けて一晩寝かせたもの)とともに提供されます。まずは麺だけで、次に塩で、最後につけ汁につけてと三段階の楽しみ方が可能。そして、チャーシューにも並々ならぬこだわりが。なんと店内で燻製にしているそうです!

「ただいまができる店」

 メンヤ ニューオルドのコンセプトは「ただいまができる店」。「ニューオルド」という店名には、「古きよきものを残しつつ新しいものを取り入れたお店でありたい」という思いが込められています。新しいものを取り入れつつ古き良きものを残すことによって、お客様にとっても従業員にとっても「ただいま」と帰ってこられるような場所になることが目標だそうです。

 今風のおしゃれなカフェのような雰囲気を持ちつつも、味はどこか懐かしいというNewとOldを両立した「メンヤ ニューオルド」のラーメンを、ぜひ堪能してみてください。

愛甲さんとパシャリ


Information

メンヤ ニューオルド

住所 :尼崎市潮江1丁目1-60 1F
TEL:06-6401-5050
営業時間:10:30~15:00(15:00LO)、17:00~23:00(22:30LO)
定休日:月・火
アクセス:JR尼崎南口直結
URL:https://www.instagram.com/menya.newold/(インスタグラム)

文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。

詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

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