鶏そば花水木 ~関学生が行く!尼崎の“おいしい”の裏側!vol.24~

関西学院大学栗田ゼミの学生が行く「#尼崎食堂」番外編!兵庫県・阪急武庫之荘駅から南にまっすぐ4分ほど歩くと見えてくる、「鶏そば 花水木」。今回は昨年オープンしたばかりの、こちらの店にお伺いしました。

一番人気は泡鶏白湯!

特製泡鶏白湯

一番人気は、大きな炙りレアチャーシューが特徴的な「特製泡鶏白湯」です。

濃厚な特製スープは、こだわりの醤油ダレと国産(鹿児島県産・宮崎県産)の鶏・豚をトロトロになるまで煮込んだスープを合わせたもの。

「泡」鶏白湯とあるように、1杯ずつブレンダーで強制乳化をすることで、コクがぐんと増し、とっても濃厚で繊細な奥深さのある味わいになるそうです。

もっちりとした平打ち麺と濃厚なスープは相性抜群!海苔の香りがアクセントとなり、最後まで美味しくいただけます。

「無限ライスセット」があるのも嬉しいところ。濃厚で旨みのあるスープと白米の組み合わせはまさに無限!箸が止まりません。

また、北海道味噌と自家製の土生姜オイルを合わせた「味噌鶏白湯」や、いわゆる”節系”の醤油ダレが自慢の「濃厚まぜそば」なども大人気!つやつやの卵黄が食欲をそそる「炙りレアチャーシュー丼」、「肉汁からあげ」などサイドメニューも絶品です。

炙りレアチャーシュー丼

異色の経歴

店長の南堀さん

店長の南堀さんは、なんと音大出身で元音楽教師だったんだとか。音楽教師をしていたころは合唱部の顧問をしていて、全国大会まであと一歩というところまでいったこともあるそうです。

小さい頃の夢は、「新幹線の運転手、教師、飲食店の経営者」だったという南堀さん。なんと、3つとも叶えてきたそうです。

3つ目の夢「飲食店の経営者」を実現すべく、2022年12月に「鶏そば 花水木」を開店。一番大変だったことは、人の教育だといいます。常日頃から、「どんな言葉をかければ店員みんなのやる気を上げられるか」を意識しているそうで、ここには教師時代の経験が生かされているそうです。

居心地のよい店を目指して

南堀さんが1番大切にしていることは、「来てくれたお客様に100%満足して気持ちよく帰っていただくこと」だそうです。

食べているときだけではなく「入ってきたときから待っているときも楽しんでほしい」という思いから、おすすめの食べ方の紙があったり、たくさんの調味料があったり、人の教育に注力されたりと、たくさんの工夫をされていました。

木目が印象的なカウンター

お客さんには元教え子もいるんだとか。

異色の経歴の店長さんが作る濃厚鶏白湯ラーメンを食べに是非武庫之荘へ足を運んでみてください。


Information

鶏そば花水木

住所 :尼崎市南武庫之荘3-36-5
営業時間:11:00~15:00 18:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:なし
アクセス:阪急神戸線『武庫之荘駅』より南に徒歩4分

文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。

詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

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