麺やひなた~関学生が行く!尼崎の“おいしい”の裏側!vol.33~

阪急塚口駅より徒歩5分の「小麦と大豆 自家製麺 麺やひなた」。今回も、尼崎の”おいしい”の裏側に迫るべく、関西学院大学の栗田ゼミの学生さんがお店へ取材を行ってくれました。

店員さん一押し!素材にこだわった濃口醤油ラーメン¥950

「麺やひなた」の一番の魅力は、素材へのこだわりです。

熊本県産のブランド鶏である天草大王と、和歌山県の老舗の高級醤油を使ったスープは、鶏の濃厚な旨味とキレのある後味が特徴的です。

鶏だけではなく、カタクチイワシや鯵などの魚介の旨味も凝縮されているので、奥深い味が楽しめます。国産の小麦を使って、店内で作る自家製麺もまたスープと相性抜群でたまらなく美味しいです。

一際目立つ大きいチャーシュー。これがびっくりするほど柔らかく、一瞬で口の中でとろけて、チャーシューの旨味が口一杯に広がって最高でした!

「濃口醤油ラーメン」と聞くと、ためらう方もいらっしゃるかもしれませんが、意外とあっさりとした風味となっているので、女性の方でも楽しめます。

濃口醤油ラーメン¥950

学生必見!麺やひなたで満腹に!

実は私、ラーメンの中では醤油ラーメンが好きなので、「麺やひなた」の醤油ラーメンが大好きになってしまいました!

なんでこんなにも美味しいラーメンを知らなかったのだ、もっと早くここの醤油ラーメンに出会いたかったと思わせてくれるラーメンでした。

もちろん醤油ラーメン以外が好きな方でも、ここの醤油ラーメンの美味しさにハマるかもしれません。私にとって、ここの味は、またもう一度必ず訪れたいと思わせてくれるものでした。

そんな「麺やひなた」のメニューには、私たち学生にとっては、嬉しい特典があります。なんと学生証提示で各種自家製麺が大盛り無料なんです!

こんなにも学生に優しい特典があるんだったら、学生の皆さんは行くしかありませんよね!大学の授業が終わった後、大学の友達と昼ご飯を食べに「麺やひなた」へ行ってみてはいかかでしょうか。

麺やひなたの心優しく面白い店長が、お腹を空かせた皆さんを快く迎えてくれますよ。次は、そんな店長にお話を伺いました。

コロナの危機を乗り越えて

店長にとっての一番の悩みは、良い素材を使うが故のコストと値段の調整だそう。

ラーメンに求められる値段帯でクオリティを維持するのはとても難しく、コロナ禍で経営的に大変なこともあったそうです。

そのとき救ってくれたのは、常連さんの存在だったんだとか。

これからの店長の目標は、そんな常連さんたちはもちろん、すべてのお客様に、この値段で満足を超えるラーメンを提供すること。そして、材料をいただいている生産者様への恩恵忘れないことだそうです。

誰に対しても感謝の気持ちを忘れないことは、頭で分かっていてもふと気づいたら忘れてしまっていることだと思います。なので、私自身も店長のように感謝の気持ちを常に持ち続けようと感じました。

店長は、最初静かな方に見えるかもしれません。ですが、話してみるととても面白い方で、私もすぐに店長の人柄に惹かれて、楽しくお話させてもらいました。皆さんもぜひお店を訪れた際には、一声かけて仲良くなってみてください!

ラーメンでお客様を笑顔に

私が実際にラーメンを食べていて気づいたことは、店長がずっと笑顔を欠かさずお客様と接していたことでした。

店長がラーメン店を経営するうえで、大切にしていることは素直にラーメンと向き合うこと。そして、お客様がラーメンで笑顔になることです。

店長がお客様の笑顔を大切にしているからこそ、自分が笑顔でいることを意識されているのかもしれないと感じました。

店長は尼崎で生まれ育ったわけではなく、働き始めの頃に尼崎へと引っ越してきて尼崎の魅力に気づきました。そこから尼崎への愛着が湧き、これからも尼崎で過ごし続けていきたいと思っているそうです。

店名の「ひなた」は日に当たり続けられるようにいたいという思いが込められています。明るさ、笑顔を大切にしているそんな店長だからこそ、「麺やひなた」のラーメンでたくさんのお客様を笑顔にでき、幸福感を届けられるのだろうと思いました。

Information

小麦と大豆 自家製麺 麺やひなた

住所 :兵庫県尼崎市南塚口町2丁目28−12
営業時間:11:30~14:15 18:00~20:45 
定休日:月曜日(18:00~20:45)木曜日
アクセス:阪急塚口駅から徒歩約5分
Instagram:@menya.hinata

文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。

詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

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