迫力満点!出来上がるまでワクワク
阪急武庫之荘駅南出口から南にまっすぐ歩くと、
通りのなかで提灯の光が一際目立っている「広島風お好み焼き ゆうか」さんが見えてきます。
のれんをくぐると、大きな鉄板が見え、
店員さんが「いらっしゃいませ!」と大きな声で、温かく迎えてくれます。
席に座ると、熱々の鉄板が目の前に広がっています。
厨房奥の壁は可愛くておしゃれなデザインで、お店のメニューが書かれています。
メニューはモダン焼き、一品料理、鉄板焼きなど、豊富なラインナップです。
そして、目の前の鉄板で店員さんが丁寧に焼いてくれます。
お好み焼きが出来上がるまでの時間も楽しめて、
さらに食欲をそそられます!
味はもちろん美味しいのですが、待っている時間をワクワクして過ごせるのも、このお店の魅力かもしれません。
関学生一押しのモダン焼き!
私のおすすめは、チーズモダン焼きです。
他には、ブタのモダン焼きというメニューもあります。
チーズのお好み焼きは、私自身今まで食べたことがありませんでしたが、
とろけたチーズとカリッとした麺、ソースが最高の組み合わせで、ビールとの相性抜群です!
具材がたっぷり入っているため、分厚くなっています。
お好み焼きを切った瞬間、中から具材が溢れ出てきます!
野菜の甘みや、お肉の旨味が口の中で広がり、頬っぺたがとろけそうなくらい美味しいです!
ぜひ、「広島風お好み焼き ゆうか」さんのお好み焼きを一度召し上がってみてください!
コロナの危機を経て
店主の中原さんにこれまで困難だった経験をお聞きしました。
困難だった時期は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されていた頃だそう。
夜中の営業ができなかったそうです。
夜の営業が解禁された後も、
人の流れが変わってしまい、お客様の数が減ってしまいました。
コロナ禍後、年齢層の変化はなかったそうですが、
22時以降の客数が少なくなっているそう。
中原さんは、1時まで営業していることを、もう一度皆さんに認知していただく必要があると考え、
Xでお店の魅力を発信し続けているのだとか。
あと30年は続けることが目標だと仰った中原さん。
コロナ禍の危機を乗り越えて、
これからもお客さんに愛され続けるお店を目指されています。
当たり前のことを当たり前に継続
中原さんに、仕事をするうえで大切にしていることをお聞きしました。
「当たり前のことを当たり前に継続する」ことを大切にしているんだとか。
例えば、営業時間をしっかり守ることや、臨時休業しないことなどがあります。
また、仕事をするうえで譲れないことをお聞きしたところ、
「いい接客をしたい、気が利く接客」と仰ったのが印象に残りました。
その接客を来店の際、私も肌で感じることができました。
飲んだビールが空になったとき、その様子を見た店員さんからお冷をご提供していただいたことです。
味だけではなく、接客も最高を求めていることが
地元の方に長年愛され続けている秘訣なのかもしれません。
Information
広島風お好み焼き ゆうか
住所 :尼崎市南武庫之荘1-15-7
営業時間:17:00~1:00(ラストオーダー24:30)
定休日:毎週月曜日(月曜日が祭日の場合は翌日)
TEL:06-4962-1666
アクセス:阪急武庫之荘駅から徒歩約3分]
HP: https://www.hirosimayaki.com/
文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室
私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。
詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website