ミニ鏡開きセットとは?
何度もお祝いできる、アマガサキ土産!
岸本吉二商店の「ミニ鏡開きセット」。
こちらは、ご自宅でもお手軽に鏡開きできるという画期的な?!商品です。
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コンパクトサイズの菰樽のため、テーブルに乗せて少人数で気軽に使えます。
鏡開きと言えば、木槌 (きづち)で 上蓋を叩いて割り、お正月や結婚式などの新しい門出に、健康や幸福を祈るもの。
おうちで手軽に鏡開きをして、みんなで盛り上がっちゃいましょう!
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もちろん中には何を入れてもOK。お酒以外にもジュースやお菓子で鏡開きもできることから、七五三や子供の誕生日などでもお使いいただけます。
しかも、なんとこの商品、上蓋がマグネットでのみ繋がっているため、繰り返し木槌で叩き割ることができるんです!
樽自体も取り外し可能なプラスチック製になっており、洗って繰り返しお使いいただけます。
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そもそも菰樽って?
約400年前の江戸時代。お酒の銘醸地である伊丹や灘から江戸に、船でお酒を運ぶときに、樽どうしがぶつかって割れないよう、藁で作った菰を梱包材として巻いて保護をしたことが菰樽の始まりです。
灘や伊丹から江戸へ渡った「下り酒」のヒストリーは、文化庁の日本遺産に認定されています。
尼崎の”菰樽づくり技術”も構成文化財になっているんですよ!
▼詳しくはコチラから!
尼崎も日本遺産?!伊丹諸白と灘の生一本
今となっては、梱包のためというよりもお祝い事の際の鏡開きとして使用されるイメージの方が強いでしょうか?
そんな菰樽づくりの伝統的な技術を守りながら、ミニ鏡開きセットなどの新しい商品も展開をされているのが、尼崎の岸本吉二商店(公式サイトはこちら)です。
特別に工場見学をさせていただきました!
1 菰(こも)を織る
伝統的な菰樽の菰は、稲藁で作られます。酒樽を巻くためには長い稲藁が必要なため、山田錦などを使用するそう。
協力してくれる農家さんの田んぼで稲刈りした稲藁を、織機で一本一本織り込んでいきます。
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江戸時代より、この稲藁が菰の原料でしたが、現在はpp素材(ポリプロピレン)が主流となっています。
pp素材は藁を使った菰より耐久性があり、室内保管がしやすいなどの特徴があるそうです。
2 白塗り
菰に一枚ずつ下地を塗ります。この上に、酒の銘柄などのデザインが刷られます。
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3 菰樽の顔である、銘柄印刷
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銘柄や絵柄は、一色ずつ転写紙に塗り重ねられ、この後のプレス作業で菰にプリントされるのを待ちます。
4 高温高圧プレスで菰に銘柄の命を吹き込む
白塗りした菰に、先ほどの転写紙を重ね、上から熱と圧力を加えて転写します。
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5 胴版印字
菰の後ろ側には、各酒造メーカーの住所などの基礎情報や、このお酒の宣伝文句などを印字します。
ちなみに今はゴム印ですが、昔の胴版印字は、焼印で行っていたそうです。
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6 職人技を堪能できる荷造り
熟練した職人さん(荷師:にし)が、樽に完成した菰を巻き付けます。
菰を巻くために必要なものは、大小の針と4種類の縄のみ!
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熟練した職人さんの流れるような手捌きに見惚れているうちに、10分ほどで菰樽が完成しました。
上の写真は一斗樽(18ℓが入る樽)ですが、ミニ鏡開きセットになる菰樽(1.8ℓ)も職人さんがひとつひとつ作っています。
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こんな商品もあります!
伝統工芸×デザイン=インテリア
岸本吉二商店では、関西のグラフィックデザイナーとのコラボした菰樽も販売しています。
オーソドックスなものからポップなものまで幅広い図柄展開があり、いろんなインテリアにマッチしそうです!
▼インテリアとしてぴったりの菰樽はこちら
また、専用プリンターによるデジタル印刷も可能とのことから、オリジナル商品を小ロットでも制作できるそうです!
実は、あまがさき観光局のロゴマークでもオリジナル菰樽を作っていただいています。
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オリジナルの枡だってあるんです。
鏡開きには欠かせない枡も自社でデザイン・製作されています。
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▼他の図柄はこちらからご覧ください!
めでたいな.com|桧枡・塗枡・盃
【期間限定】ミニ鏡開きセットの販売場所
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これまでもインターネットで購入は可能でしたが、この度期間限定で実店舗での販売が決定しました!
場 所:東急ハンズ あまがさきキューズモール店
住 所:兵庫県尼崎市潮江1丁目3−1
あまがさきキューズモール2F
販売期間:令和3年12月3日から期間限定
あまがさき観光案内所での展示も……
あまがさき観光案内所でも、オリジナルの四斗樽とミニ鏡開きセットを展示します(令和3年12月1日から)。
岸本吉二商店さんの枡の販売なども行っていますので、ぜひお越しくださいね。
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