~阪神武庫川駅「味処 ようこそ」~関学生が行く!尼崎の“おいしい”の裏側!~

阪神武庫川駅東口から徒歩5分。暖簾をくぐると、明るい「いらっしゃ〜い!」という声が店内に響き、思わず心が和らぎます。そんな温かい空気で迎えてくれる「味処 ようこそ」さんにお話を伺いました。老若男女問わず親しまれ、お昼の開店と同時に席が埋まるほど。今回は、地域にしっかり根付いた、尼崎の食堂の人気の秘密を探りました。

「早くておいしい」が看板メニュー

まず紹介したいのは、大将おすすめの「刺身定食」


「その日に一番いい魚を」という想いから仕入れは妥協なし。

内容は日替わりで、新鮮な生野菜の上に色鮮やかに盛られた刺身は、美しく、そして何よりもおいしい。

常連さんが何度も足を運ぶのも納得です。

そして、もう一つ外せない人気メニューが「カルビ丼」


近くで働く方が「午後からも頑張るための一杯」として注文する方が多く、

お肉の旨みに加え、提供スピードの速さも支持される理由です。

魚・肉どちらもバランスよく選べるメニュー構成は、「誰が来ても満足できる店」をモットーとしています。

「早くておいしい」は、ようこそさんの代名詞。

大将のテキパキとした仕事ぶりと、無駄のないキッチンでの動きがそれを可能にしています。

「初めてでも入りやすい」温かい食堂

店内にはカウンター席とお座敷があり、おひとり様でも団体でも入りやすい雰囲気です。


お店の名前は、大将のご友人が教えてくれた詩「ようこそ ようこそ おかげさまで」から取られたもので、

「人を温かく迎え入れたい」という想いが込められています。


暖簾をくぐると、まるで実家に帰ってきたような安心感。


大将やスタッフの明るさが、お店全体の空気をやわらかく包み込んでいます。

優しさこそ、常連に愛される理由

大将が何より大切にしているのは、「誰かのために」という気持ち。


特に学生さんに優しくしたいという想いが強いそうです。

その理由を伺うと、かつて息子さんが医大生だった頃、

下宿先の飲食店の方々に本当に良くしてもらった経験があったからだそうです。

なんと大将は宮崎まで足を運び、直接お礼を伝えに行ったほど。

その経験から、「今度は自分が学生を支える立場に」という気持ちが生まれ、

今も変わらずその姿勢を貫いています。


また、物価高騰でも価格をできるだけ上げず、地域の方が通いやすいように配慮する姿勢も、

長く愛されている大きな理由のひとつです。


さらに、予約のお客様は座敷に案内し、カウンターを空けておくのも大将の工夫。

「一人でも入りやすい店にしたい」という心遣いがお客様の心を掴んでいます。

「地域に根付く」常連さんの姿が証明

来店客の層は非常に幅広く、近くに勤める方、学生さん、ご高齢のご夫婦までさまざま。


開店と同時に並び始め、ピークは12時前。


「歩いて来ると午後の仕事に間に合わない!」と、車で駆け込む常連さんがいるほどの人気ぶり。


夜は仕事帰りの方が立ち寄り、昼とは違ったにぎやかさに包まれます。


まさに地域の生活の一部として、「なくてはならないお店」になっています。

「これからも変わらずに」大将の想い

最後に、大将に今後の展望を伺うと、返ってきた言葉はとてもシンプルで力強いものでした。


「自分が死ぬまで、この店を続ける。」


「いつも通り仕事をして、気がついたら厨房で亡くなっていたい。それがベストやね。」


そう笑って話す大将の姿からは、料理への誇りと、地域の人への深い愛情がにじみ出ていました。


おいしさ、速さ、そして何より温かさ。


「ようこそ」さんは、訪れた人の心とお腹を確かに満たしてくれます。


尼崎に来たら、暖簾をくぐって「ようこその愛」に触れてみてください。


気づけばあなたも常連さんの仲間入りをしているかもしれません。

Information

味処 ようこそ

住所:兵庫県尼崎市大庄西町4-5-4 
営業時間:11:00~14:00、17:00~22:00
定休日: 水・木 
TEL:06-6419-4575 
アクセス:阪神武庫川駅より徒歩5分
URL:

文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。

詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

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