スタートは尼崎城から!
梅雨らしい、少しスッキリしない空模様。しかし、天気はなんとか持ちそうな土曜日の昼下がり。撮りモノ帖は尼崎城からスタートします。
尼崎城ができた年と同じ年にスタートし、緊急事態宣言中を除いてほぼ毎月開催されているというこのイベント。
なんと今までまだ行ったことがない小林さんのおすすめルートがあるとのこと。
今回は
「国道2号線を超えて庄下川を西に渡り、川沿いの緑地をぽたぽた歩きながら西長洲の町工場や住宅地に入っていく」
というルートでカメラ散歩をしていくことになりました。
いいカメラを持ってないとダメ?そんなことない(という言葉を信じて・・・)
「カメライベントなので、職場のいいカメラを持っていった方がいいのだろうか・・・ちゃんと使えるだろうか・・・」
と悩みつつ、
尼崎城のHPには
『撮りモノ帖』はカメラを使って「面白い」を切り取るイベントです。
面白いポイントは人それぞれ。
みんなで撮ってそれを楽しむ。
▶真面目に撮っても面白くない!
▶カッコイイ写真は撮りません!
▶すごい機材はいりません!
と書いているのを思い出し、普段使い慣れているiphoneで参加。どきどき。
カメラ越しにみると普段は見過ごしていたまちの顔が見えてくる
「携帯のカメラで大丈夫かな?」
と心配していたのも、すぐに忘れ、気付けばバシャバシャと100枚以上の写真を楽しく撮っておりました。
観光局スタッフとして、阪神尼崎駅周辺や尼崎城周辺のエリアは網羅している自負がありましたが、ただ「道」を知っているだけで、こんなにじっくりとまちを見つめることはなかったなぁと気づきます。
ちなみにこのイベントに参加して一番の収穫は、
「あまがさきの方は多肉植物がお好き」ということがわかったこと。
「ここの街の人は、前世は多肉植物だったんじゃないか?」と思うくらいの多肉植物が、みな美しく、住宅街にところ狭しと、競うように育てられているのです。
街の方とお会いしなくても、なんとなくその街に住む方の「顔」が見えてきます。
まち歩きの後は、みんなで鑑賞会
まち歩きの後は、尼崎城に戻ってみんなで鑑賞会。
「『あんまり撮れてないかも・・・』と思ってみたら案外たくさん撮れてるわ〜」
と皆様口を揃えながら、たくさんの写真の中からお気に入りの写真をじっくり数枚厳選します。
同じ道を歩いていたはずなのに、自分では気づかなかったもの、見つけられなかったもの、同じ写真を撮っているのに角度が違うと全然違って見えるもの、様々です。
「第15回捕りモノ帖」ギャラリーはこちら‼︎
カメラを通して、ガイドでは伝わらない「まち歩き」をしてほしい
「ガイドさんの説明を聞くのも面白いけど、その知識ってどうしても『ガイドさんを通じたものの見方』になっちゃうじゃないですか。このイベントのいいところは『カメラを通じて、自分自身の見方でまちを見て、感じられるところ。撮影の途中で気になった部分とか、『あれはなんだったんだろう』っていう部分は、後からみんなでその答えを教えあったら、そっちの方が理解が深まるでしょう?」
と小林さん。
確かに、ガイドさんとのまち歩きでは尼崎城の梅に梅がなっていることに気づかなかった・・かもしれないし、梅を見つけられた喜びをここまで感じられなかったかもしれません。
捕りモノ帖は毎月尼崎城から出発中。
毎月開催している撮りモノ帖も次回で第17回目。
8月は8月28日(土)13時から開催予定です。
詳細&お申し込みは
からチェックしてみてくださいね♪
【小林哲朗氏プロフィール】
1978年尼崎生まれ。主に工場、巨大建 造物、地下空間、廃墟など身近な異世界をテーマに撮影している。その他ドローンによるポートレート、学校写真も手掛けるなど、ジャンルを問わず幅広く撮影をしている。撮影の他、カメラ雑誌への執筆、各地で行われる撮影 イベントの講師や工場写真についての講演会なども行っている。
尼崎城ニュース
女性スタッフの衣装が浴衣に‼︎〜
女性スタッフの衣装が羽織から、夏らしい浴衣に!!
スタッフそれぞれが柄の違う浴衣で個性を出しました。夏らしい涼やかなおもてなしをお楽しみください♪8月31日までです。
※この浴衣は尼崎キューズモールのアル・プラザ尼崎様にご協力を頂きました。
スタッフの浴衣を見て気になった方は、アル・プラザ尼崎で購入できます。
浴衣でお城に入城すると先着1,000名様にオリジナルクリアファイルをプレゼント!
また、浴衣を着て御来城いただき、チケットを購入された方に、
尼崎城のオリジナルクリアファイル(A4サイズ/200円相当)を1枚プレゼント♪
コロナ禍で夏祭りや花火大会が減るなか、浴衣で夏の風情をお楽しみください。
こちらも8月31日までです!