1周回って新しい尼崎

最近、再ブームやレトロブームが何かと話題。そこで、地元民には当たり前でも他から見れば、新鮮に映る、尼崎の”逆に新しいスポット”を探してみた!

※新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業形態が変わる可能性があります。

※撮影時のみマスクを外しています。

昔も今も尼っ子に愛され続ける サクふわな串かつで口福に満たされて

1 串かつ専門店あさひ 尼崎本店

のれんを守って57年。尼っ子が愛するお目当ての串かつは、季節のネタを含め約30種類。油切りのよい粗めのパン粉を使い、ネタのおいしさを引き立てるサクふわな食感を楽しめる。ソースは、ウスターソースベースの甘口と洋からしを効かせた辛口の2種類。ソースをミックスするのがツウの食べ方だそう。

「串かつ8本定食」1,000円(ランチのみ)。海老、いか、とりささみ、じゃが芋などの串かつとごはん、味噌汁がセット。ほかに6本・10本定食もあり。
「ソースカツ丼(温玉あり)」860円 (ランチのみ)は、デミグラスソースが食欲をそそる満腹丼。

店は高架下にあり、家族連れや常連さんで賑わっている。

☎06-6411-9297 
●尼崎市神田中通2-28
■11:30~14:30(14: 00LO)、17:00~21:00(20:30 LO)
■月・火曜休
■全席禁煙 
■尼崎駅 ▶ 徒歩約5分
http://www.kushikatsu-asahi.com/

 

大正時代のタイル絵は必見! タイムトリップな“ザ・銭湯

2 第一敷島湯

大正12(1923)年築の建物が現役で活躍中。滝の風景が描かれたタイル絵や円形の主浴槽がレトロモダンな浴室では、薪で焚いたやわらかなお湯を堪能したい。 三代目店主となる黒木さんご夫婦は、銭湯でのヨガ教室など催しにも力を入れている。

尼崎最古の湯(写真は男性用)

左/湯上りの一杯もお楽しみ。右/オリジナルタオル(1枚230円)も販売。

関西では珍しい唐破風(からはふ)の屋根。
女性の脱衣所には昔懐かしい「お釜ドライヤー」が!

☎06-6481-7120
●尼崎市杭瀬本町1-25-5
■14:40~23:00
■火曜休
■入浴料:中学生以上420円、小学生160円、乳幼児 60円
■施設内禁煙
■杭瀬駅 ▶ 徒歩約5分
https://shikishimayu.jimdofree.com/

心地よい時間が流れる これぞ昭和レトロな純喫

3 喫茶ジャワ

時の積み重ねを感じさせる、濃厚な昭和の面影がたっぷり。暗めの照明やステンドグラス、絵画などが、ノスタルジックな雰囲気を演出する。「店を始めた64年前は、喫茶店といえばコーヒーが専門。大阪万博をきっかけに軽食を出すようになったのよ」というママさんとの会話も楽しい。

左/八角形のテーブルがあるクラシカルな雰囲気漂う2階の使用は要相談。右/「ハンバーグカレー」950円は、最後に辛さが残る大人の味。

ステンドグラスに差し込む光が美しい模様を生み出す1階の特等席。

☎06-6411-4226 
●尼崎市神田北通3-37
■9:00~21:00
■木曜休
■一部喫煙可
■尼崎駅 ▶ 徒歩約5分

 

新鮮さをギュッと詰め込んだ 青果店発のフルーツサンド

4 果菜実 サンドイッチラボ

父親が営む果物&野菜店の「カネクメ商店」の一角に、 昨年11月、娘の藤山恵実さんがショーケースでフルーツサンドイッチの販売をスタート。新鮮なフルーツのおいしさを際立たせるために工夫を凝らしたホイップクリームは、スッキリ爽やかな甘さが特徴。 商店街を行き交う地元の人や遠方からのリピーターも増加中!

1番人気の「フルーツ・ミックス」など季節の果物を贅沢に使った約10種類がそろう。

☎06-6417-5573
●尼崎市神田中通5-193
■11:00~18:30
■日曜休、木曜不定休
■全面禁煙
■尼崎駅 ▶ 徒歩約10分
■Instagram@kanami_labo 

どこか懐かしくて新しい 毎日通いたくなるベーカリー

5 そのまま。

大阪市港区のモリパン工場が手がける実店舗は、 “パンとコーヒーとジュースの停留所”。手軽な値段で買える食パンや総菜パンを求めて、ひっきりなしに人が訪れる。人気の「そのまま棒」は、サクサク&もちもちしたデニッシュ生地で手土産に最適。「タソガレコーヒー」 の豆で淹れるドリンクとの相性も抜群! 

パンでみんなを笑顔に」がお店のモットー。黄色い停留所やかわいいのれんが目印。

上・中/ふわふわ食感の「そのまま食パン」1斤230円など、毎朝約20種類のパンが並ぶ。下/テイクアウトの「コーヒー」180円、「カフェモカ」450円。 
店内で焼き上げる「そのまま棒」は約5種類を用意。 写真は「プレーン 」、100円「カスタード」150円。 

☎なし
●尼崎市杭瀬北新町2-1-1
■8:00~17:00※売切れ次第終了
■月曜休
■全面禁煙
■杭瀬駅 ▶ 徒歩約5分
■Instagram@sonoma ma.moripan

商店街に活気を生み出す注目の新店が次々と登場!

杭瀬中市場

下町情緒あふれる杭瀬商店街 の一角にある「杭瀬中市場」。最近は空き店舗を改装した飲食店や古書店、レコード店など、個性的な新規出店で活気が生まれ、市場は初めてという人も足を運ぶきっかけに。イベントの開催やYouTubeの活用など、既存店&新店が一体となって魅力を発信している。 

6 二号店

伊丹本店の「古書みつづみ書房」をはじめ、複数の古書店が持ち寄った本を集めるスタイル。

ロッキングチェアーが目印のお店は、居るだけでくつろげる雰囲気。 店番は約40 名の近隣メン バーで持ち回りしている。

☎なし
●尼崎市杭瀬本町1-18-12 杭瀬中市場内
■11:00~16:00
■木曜休、不定休あり
■全面禁煙
■杭瀬駅 ▶ 徒歩約5分
■Instagram@nigoten_amagasaki 

7 好吃(ハオチー)食堂

店前のカウンター席では、市場のお店で購入したフードの持込みOKというゆるさもうれしい。 

左/「涼麺」700円は地元製麺所の麺を使用。野菜や肉に胡麻だれを和えてさっぱりと。 右/トロトロの豚肉や市場の豆腐屋さんの厚揚げが盛られた 「魯肉飯(ルーローハン)」750円 

☎070-1748-8020
●尼崎市杭瀬本町1-19-5 杭瀬中市場内
■11:00~14:00 ※売切れ次第終了
■不定休※公式SNSでご確認を。
■全席禁煙
■杭瀬駅 ▶ 徒歩約5分
■Instagram@sekaiyataimeshi2021 

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