本場の雰囲気を受け継ぐ店

「500NAPOLI」は、常連だった現在のオーナーが2024年8月に帰国することをきっかけに引き継がれました。
前オーナーはイタリアの方で、奥様が尼崎出身だったそう。
「この雰囲気を残したい」その思いが現オーナーの出発点です。
店内では日本とは思えないほど、イタリア語や英語が自然に聞こえてきて、異国情緒あふれる空間が広がっています。
スタッフはカタコトの日本語ながらも明るく接客してくださり、インターネットの口コミでも接客の評価は高いです。
壁にはお客さんのコメントが貼られており、地元の人だけでなく海外からのお客さんも多く訪れます。
来店したイタリア人のお客さんからも「本場の味」と言われるほどの評価を受けています。
看板はカルボナーラピザ


一番人気であり、オーナーのおすすめは「カルボナーラピザ」です。
パンチェッタとチーズの上に生卵をのせ、とろりとした卵が全体をまとめます。
実際に私もいただきましたが、とにかく生地が“もっちもち”。
これまでに食べたことのない食感と弾力で、あっという間に完食してしまいました。
他のお店ではなかなか味わえない一枚です。
そして、カルボナーラに負けない人気を誇るのが「ビアンケッティ」です。
ビアンケッティとはイタリア語で「白い小さな魚」という意味で、主にしらすを指します。
神戸の漁港から仕入れたしらすをたっぷり使用していて、塩味と生地の甘みのハーモニーが味わえる一品です。
「飽きないピザ」が合言葉
「500 NAPOLI」には約16種類のピザがあります。
どれを食べてもおいしく、飽きないのが特徴です。
取材に応じてくださったオーナーご自身も、常連時代にプライベートで何度も訪れ、すでに16種類すべてを食べたそうです。
それでも飽きることなく、また食べたくなるとおっしゃっていました。
こだわりの食材で日本をイタリアに!

食材へのこだわりも強みのひとつです。
イタリアの食材を使用し、イタリアから取り寄せた窯で焼き上げます。
「500 NAPOLI」を支える、イタリア人のルカシェフが、毎週丸二日間かけて生地を仕込むことで本場の味を再現しています。
生地と向き合い、何度も調整を重ねるそうです。その試行錯誤が、本場ナポリを感じさせる一枚につながっています。
ビールとともに楽しむ夜

また、店内には多くのクラフトビールがそろっています。
ビールもイタリアのものを取り揃えられていて、ビール好きにはたまらないラインナップです。
私も一杯いただきましたが、とても飲みやすく、普段ビールを飲まない方でも楽しめる味わいでした。
料理との相性も抜群で、さらにナポリ気分が高まります。
今後の目標は、「冷凍ピザで全国へ」

今後の目標について伺うと、「全国の人にこのピザを届けたい」という熱い思いが返ってきました。
そのために冷凍ピザやパスタの開発を進め、ECサイトでの販売拡大を目指しています。
もともと大きなピザを冷凍用に小さくしたり、ピース販売を検討したりと試行錯誤を重ねているそうです。
最後に
今回取材を快く引き受けてくださった「500 NAPOLI」は、オーナーの熱い思いと実行力で、
尼崎に今も本場イタリアの味を届け続けています。
雰囲気、味、接客。そのすべてが魅力的なお店です。
ぜひ一度、自分の舌で確かめてみてください。きっと忘れられない一枚に出会えるはずです。
Grazie mille.
Information
500 NAPOLI
住所:兵庫県尼崎市潮江1丁目22−1 アミング ウエスト1番館102号
営業時間:11時30分~14時30分(LO.14時)18時00分~22時00分(LO.21時)
定休日:月曜日・火曜日
TEL:070-8561-3613
アクセス:JR尼崎駅より徒歩5分
文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。
詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

