阪急塚口駅「うどん工房 悠々」~関学生が行く!尼崎の“おいしい”の裏側!~

阪急塚口駅南出口より徒歩2分、塚口さんさんタウンの1Fにある「うどん工房 悠々」にお話しを伺いました。たくさんの方に愛され続けて15年。現在は親子で一緒にお店を盛り上げられています。「日常の中にある上質」を与えてくれる“うどん工房 悠々”。店主の思いとその魅力に迫ってきました。

塚口で心もお腹も満たされる、癒しの時間を。

阪急塚口駅より徒歩2分、塚口さんさんタウン1F あるに「うどん工房 悠々」と書かれた大きな旗が目印です。

お店の人気メニューの「鶏天ぶっかけ」、

「サラダかき揚げぶっかけ」は女性に人気のメニューなんだとか。

その他ラインナップ豊富で迷ってしまいます。

今回の取材では、「海老天盛りうどん」を注文。

優しい出汁に柔らかい麺が食欲をそそります。

熱々の天ぷらは、外はサクサクで中はホクホク!

エビ・なす・しそ・さつまいも・かぼちゃと彩が豊かで、抹茶塩と一緒にいただくと

爽やかで上品な味わいでした。

細部に宿る美学が光る、うどん工房 悠々のこだわり

席に着くと、お水ともう一つ小さなカップに入った飲み物が届きます。

こちらは「パイナップルのお酢」で、

疲労回復・食欲増進の効果があり、一緒にいただくことができます。

優しい歯応えの麺、抹茶塩、うどんを彩る小さなあられ。

他の店とはどこか違うことに必ず気づくと思います。

「日常の中で上質なものを提供する」これこそ店主である中山さんが考えられたお店のコンセプトです。

父の味から女性に寄り添ううどんへ

「うどん工房 悠々」は15年の歴史があり、店名やメニューは

今とは異なる昔ながらのうどん屋だったそうです。

今のオーナーさん(父から子へ)に変わったことがきっかけで、現在の悠々さんがあります。

昔ながらのメニューから時代とともに変化し、女性目線のメニュー等上質なものを提供できるようにしたそうです。

うどん屋での修行や、香川県での勉強を通して今があると言っておられました。

そのおかげで店を始めた1年目には、季節限定メニューを含めたすべてのメニューを完成させていたそうです。

夏はハモを使ったメニューや、冬は出汁にこだわったメニューを考案。

父から受け継ぐときに「長く続けることが大事」と伝えられたそうで、

はじめは新メニューに反対する声なんかもあったそうですが、1年目に作ったメニューを現在も続けられているそうです。

店への想いを強く持ち続け、大切なものを守る優しい母親のような方だなと取材をしていて感じました。

男女問わず愛される名店へ、理念に込められた想い

コロナ前はお客さんのほとんどが女性でしたが、

コロナ禍になったときも、お昼の営業は続けられたそうで、

そのときに地域の男性の方々が来店されるようになったそうです。

そこから男女比が4:6ぐらいの比率になり、今は男女問わず愛される店になっています。

オーナーさんは、おいしいものを届けるのは大前提にあり、

その上で上質なものを提供し社会の方々を応援したいと仰っていました。

また、「心に余裕を、暮らしに豊かさを」を理念として、

みんなで心豊かにできる場所にしていきたいとも仰っていました。

ぜひ親子が紡ぐこのお店の優しいうどんをを味わってみてください。

Information

うどん工房 悠々

住所:尼崎市南塚口町2丁目1-2塚口さんさんタウン2番館1階

営業時間:11:00~14:30

  定休日:不定休

TEL:06-6427-8110

アクセス:阪急塚口駅南口から徒歩2分

URL: https://www.instagram.com/udonkoubouyuuyuu?igsh=MXd1ZnJqMjBqbW5uOQ==

文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。

詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

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