尼崎出身の城郭画家・荻原一青の名城手拭

尼崎出身の城郭画家・荻原一青。熊本城、大阪城、丸亀城……。彼の描いた日本全国の城郭は、伝統的な注染和晒の技術によって手ぬぐい「名城手拭百城」となり、保存されています。今回は、尼崎城にて定期的に開催される手拭展と、荻原一青の魅力をご紹介します。

尼崎城で楽しむ名城手拭

平成31年(2019)年3月29日に再建された尼崎城。

オープン以来、天守内での人気のある展示のひとつが「荻原一青名城手拭百城」シリーズ。

103枚のデザインから期間ごとに数十点の手拭や原画などが展示されています。

過去の展示の様子
過去の展示の様子

明治41年(1908年)に尼崎で生まれた荻原一青。大正期以降の都市化により、失われていく尼崎城跡の姿に心を痛め、在りし日の尼崎城を描きとどめることを志すうちに、日本全国の城へと拡がっていきました。(「尼崎城築城400年記念 荻原一青が描く―百名城手ぬぐいのすべて展」から抜粋)

名城手拭の魅力、そして荻原一青の魅力とは・・・

手拭には、お城はもちろん城名や城主の名、石高、家紋などの情報が加えられ、さらにその土地ならではの風景が描かれています。

それらの絶妙な配置と色遣いが、観る者の心の中に時にはぐっと力強く、時には包み込むようにやさしく入ってくるのです。

例えば、これまでに訪れたことのあるお城の手拭の前では、あの時訪れた記憶が、楽しかった思い出とともによみがえってくるような、そんなチカラが荻原一青の作品にはこもっている気がします。

まだ訪れたことのない地のお城の手拭の前では、コロナ禍で不自由だった昨今の情勢も相まって、落ち着いたらお城のこの景色を堪能しようと夢と希望がふくらみます。

温かい気持ちになれる・・・そう感じることができるのは、荻原一青の作品の魅力の一つなのかもしれませんね。

手拭展は、尼崎城にて定期的に開催中!

尼崎城の再建に合わせて、それはまるで故郷に引き寄せられるように故郷に里帰りした荻原一青の名城手拭百城。

現代に再建された最先端の城の中で、在りし日のその土地や風景を感じながら、しばしゆったりと優しい時間に浸ってみませんか。

また、尼崎城やあまがさき観光案内所では、復刻版尼崎城手ぬぐいが好評販売中!
尼崎城へご来城の思い出に、手ぬぐいはいかがでしょうか。

1枚1,100円。

Information

荻原一青 名城手拭百城
期 間:2022年3月29日~(展示は予告なく変更されている可能性がございます)
観覧料:尼崎城入城料に含まれる
問合せ:尼崎城 TEL 06-6480-5646、FAX 06-6480-5746

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