山芋拉麺 yam(ヤーム) ~関学生が行く!尼崎の“おいしい”の裏側!vol.26~

JR尼崎駅より徒歩6分、牛タンとろろラーメンの「山芋拉麵yam」さんにお邪魔しました!今回は、あまがさき観光局で連載中の「#尼崎食堂」の番外編として、関西学院大学の栗田ゼミの学生さんが「山芋拉麵yam」店主の河合さんにお話を伺い、尼崎の“おいしい”の裏側に迫ってくれました!

素材へのこだわり

看板メニューの”ぎゅうたんとろろ” 900円

看板メニューはたっぷりのとろろが目を引く”ぎゅうたんとろろ”です。

もっともこだわっているとろろには、味がいい北海道産または青森産の山芋を取り寄せているんだとか。機械ですりおろすのではなくすべて手ずりするところもこだわりポイント。全然味が違うそうです。

とろろを食べるとかゆみが出る人もいるので、すったあとは火にかけながら混ぜているといいます(山芋は加熱調理をするとかゆみが出にくいそうです)。

こだわりのとろろを引き立たせるのが、全粒粉の山芋入り中太麺です。麺の太さが絶妙で、とろろとの相性は抜群。チンゲン菜が添えられているのも、とろろとの相性を考えてのこと。

そしてラーメンの上には、3時間じっくりと低温調理して柔らかく仕上げた牛タンが乗っています。黒いソースは竹炭(ちくたん)ソース。虎斑竹(とらふだけ)を800℃で焼いてできた粉末をピュアオリーブオイルでのばしたもの。とろろ昆布は食べ進めていくうちに出汁が出るので味の変化を楽しむことができます。

スープは、野菜、鶏ガラ、いりこの出汁をベースにしたもので、醤油、塩、赤味噌の3種類から選べます。どれも山芋との相性を考え抜かれた味わいで、どれを選んでもハズレなしです!

ラーメン誕生秘話

店主の河合さんは、お店をオープンするずっと前に仙台牛タンの専門店に足しげく通っていた時期があったそうです。とろろ・牛タン・麦ごはんの組み合わせに魅了された河合さんは、この組み合わせをラーメンにできないか、と考えます。試行錯誤の末、とろろと牛タンを引き立たせる具材とスープにたどり着きました。

店主の河合洋一さんとパシャリ

大阪への進出も考えているという河合さん。

尼崎発の牛タンとろろラーメンの行方に目が離せません!

「お店はいつもきれいな状態」が河合さんのこだわりポイント
目を引く外観がお洒落

ちょっと珍しいラーメンを食べに是非JR尼崎駅徒歩6分の「山芋拉麺yam」さんを訪れてみてください!


Information

山芋拉麵yam

住所 :尼崎市潮江1-22-1-105
営業時間:12:00~14:15L.O、18:00~21:45L.O
定休日:月曜日、祝日の翌日
TEL:080-4978-9342
アクセス:JR尼崎駅から徒歩6分
Instagram:https://instagram.com/yamaimo_ramen?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==

文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。

詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website

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