
一品料理の美味しさ!
まずは人気の一品料理をご紹介します!
「和牛すじ肉&コンニャクどてやき」は、「とりあえず」で注文するお客さんが多い一品。
やわらかく煮込まれた牛すじが口の中でとろけます。
「地鶏なんこつの唐揚げ」は、コリコリとした食感でビールにぴったり。
アクセントにおすすめなのが「生ハム&クリームチーズ ワサビ添え」です。
“生ハムとクリームチーズ”という定番の組み合わせに
ワサビがピリッと効いています。
珍しいものから定番メニューまで揃う、一品料理の数々です。

白樺の鉄板といえば、この鉄鍋!

白樺で特に人気なのがこちらの「ホルモン鉄鍋」です。
この鍋は、鶏がらスープをベースに、広島から厳選した味噌を合わせた深い味わいのスープが特徴。
なんとスープは3日間かけて仕込まれています。
一口食べると、味噌のコクが口いっぱいに広がり、ホルモンの旨味が噛むほどに楽しめます。
野菜にも出汁がしっかり染み込み、全体のバランスが絶妙。
さらに、キムチが入ることでピリッとしたアクセントが加わり、これがまたやみつきになる美味しさです。
締めはリゾットに限る!
そして、締めには「リゾット」がおすすめ。
濃厚なスープにチーズとお米が絡み合い、野菜から染み出た甘みが加わることで、鍋の出汁をさらに引き立てています。
「もつ鍋とリゾット」という異色の組み合わせを是非味わってみてください!

白樺を通して尼崎を盛り上げたいと話す店主の林さん
店主の林さんに、お話を伺いました。
林さんは、飲食業を「人と人が触れ合い、つながる場所」と考えているそうです。
若い頃のオーストラリアでのワーキングホリデーの経験が影響しているんだとか。
当時鉄板焼き店で接客を経験し、人との触れ合いの楽しさに目覚めたことが、現在の仕事に活かされているそうです。
また、バブル崩壊後の経営危機を乗り越えた経験も、林さんの姿勢に大きく影響しています。
お客様を大切にし、良いものを提供し続けること。
毎日のビラ配りを欠かさず行い、地道な努力を続けた結果、現在では地元の常連客だけでなく、東京や福岡など遠方から訪れる常連のお客様にも愛されるお店となっています。
「元気なうちは現場に立ち続けたい」と語る林さん。
自分の手でお客様と接し、美味しい料理を提供することが何よりの喜びだそうです。
また、白樺という店名には、昭和30年代に喫茶店を経営していたご両親への感謝の思いが込められています。
その温かな思いを胸に、「白樺」という名前をこれからも守り続けていきたいと話していました。
さらに、林さんはお店の発展だけでなく、地域全体を盛り上げることを目指しています。
「尼崎をもっと良い街にしていきたい」と語るその姿勢からは、地域への愛情がひしひしと伝わります。
飲食店は単なる食事の場ではなく、人と人がつながる場でもあるという林さんの信念が、白樺というお店を地域に欠かせない存在へと育てているのだと感じました。
そんな温かい想いを持ち、美味しい料理を提供する「大衆酒場 白樺」さんにぜひ訪れてみてください!

Information
大衆酒場 白樺
住所 :尼崎市神田中通2-28
営業時間:17:00~0:00(ラストオーダー22:30), 定休日:なし
TEL:06-6412-6629
アクセス:阪神尼崎駅から徒歩3分
URL:https://shirakaba.gorp.jp/
文章・写真:関西学院大学経済学部栗田研究室

私たち関西学院大学経済学部栗田研究室は「これまで尼崎を支えてきた地元のお店や人々の魅力を伝えるとともに、未だ『苦い』印象をもたれることのある尼崎のイメージを今まで以上に親しみやすく、『甘い』ものへと変えていく」という想いでこの「甘尼」の活動を行っています。
詳しい活動紹介はホームページから→https://kurikuriresearch.wixsite.com/website